逆戻りしていると感じているあなたへ〜人も世の中も「振り子」の原理でより高次元に進化・発展している〜
こんにちは、ゆうきです🧑🏻🦰
みなさんは振り子の原理ってご存知ですか?
最近は逆境の後には幸運が訪れるなど、心理的な側面で語られることも多いようです。
今回は私が最近感じた振り子の法則についてご紹介させていただきます。
ぴたっと密着、毛穴カバー!新感覚のミネラルファンデ二つの相反するものを統合することで中道が見えてくる
私たちが幸せに生きる道は中道にある
この世界は二元的に物事を見ることが多いかと思います。
「善」と「悪」
「正義」と「過ち」
「好き」と「嫌い」
「光」と「闇」
不幸の経験なくして幸せの価値もわからない、闇を知らずに光の眩しさは味わえない。
つまり、私たちはこの相反する二つの側面を統合することで真の道が見えてくるのではないでしょうか。
真の道とは中道です。
中道とは、かつてブッダが説かれたものであり、彼は王家の子どもとして何不自由なく裕福な暮らしをしていた。
しかしその中で生老病死の苦しみについて悩むようになり、出家される。
悟りを得るために数々の苦行・肉体行を行ったがそれでも悟れなかった。
彼が悟ったのは、菩提樹の下でこれまでの人生を振り返り、反省をした事によったのです。
何不自由ない環境でも苦行の中でもなく、中道の中で悟りを得たのです。
私たちが心安らかに幸福に生きるためには、この中道の中で生きることが大切なのです。
謙虚さと強気の両極端を行ったり来たりすることで中道に
こちらの記事でも書きましたが、私はもともと強気な性格でしたが、思春期時代に大好きな友人から絶交宣言を受けてから自信を無くし、社会不安障害と対人恐怖症になりました。
それから人の顔色ばかり伺い、常に人の下手に出るような真逆の性格になりました。
すると友人からは好かれるようになり、自己中と言われることも無くなりました。
社会不安障害になり不登校だった頃、ある方から「謙虚に強気で生きなさい」とアドバイスをいただきました。
それから私は社会不安障害を直すために、わざと自信のあるような態度で人に接するようになりました。
これまでの下手に出る態度とはまた真逆の性格になりました。
ですが、私には謙虚さがありませんでした。
そもそも「謙虚で強気って何?」って感じでした。
強気と傲慢の違いがわからずに、態度はどんどん横柄になっていきました。
そして社会不安障害は軽減され、人と会えるところまでメンタルは強くなったのですが、だんだん人間関係が上手くいかなくなりました。
当時の私は社会不安障害を克服するために必死だったのですが、大分メンタルも強くなったので、「もっと謙虚になろう」と思うようになりました。
そうすると人から好感を持たれることが多くなり対人関係は良くなっていきました。
ですが、弱気な一面が顔を出すことも多々あり、嫌なことを断れない、流されてしまう、自分軸がブレるなどで、最初上手くいっていた人ともずっと一緒にいるとこちらが苦しくなってしまい距離を置くことが多くなりました。
そしてまた強気になろうとする・・
このように謙虚と強気の両極端を振り子のように行ったり来たりしていました。
これは逆戻りしているようですが、そうではなく、少しづつ真ん中の中道である”真の道”に近づいていて、着実に進化しているように思います。
実際に経験して相反する二つの側面を学んでいくことで「良い塩梅」というのがわかってきます。
また、よく「真の自由には責任が伴う」と言いますよね。
これも自由と責任という相反するものが統合されて初めて真の自由の境地になれるということです。
一見、真逆に見える性質は二つを統合して初めて真の道が見えてくるのです。
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現在の動きは、必ず「反転」する
日本の技術者・経営学者である田坂広志さんは『使える弁証法』という著書の中で世の中の変化は「振り子」のように動くと述べています。
[rakuten id=”book:11552020″ kw=”使える弁証法 ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える 田坂広志”]一つの例として、「知識社会」の逆説をあげています。
「これからどのような社会がやってくるか」と問えば、多くの人が「知識社会」と答えます。
「では、知識社会とは、どのような社会か」と問えば、やはり多くの人は「知識が価値を持つ社会」と答えます。
しかし、実は「知識社会」とは、「知識が価値を失っていく社会」だと田坂氏は言っています。
知識社会以前の社会は、メディアが発達していなかったため、一般の人々には、専門知識や最新知識がなかなか手に入らない社会でした。
そのため、専門知識や最新知識が大きな価値を持っていました。
しかし、ネット革命が到来し毎日ウェブサイトに膨大な知識が公開されるようになったため、これからの時代は「言葉で表せる知識」そのものは誰でも容易に入手することができるようになっていきます。
それが、「知識が価値を失っていく社会」という意味です。
そして「言葉で表せる知識」が価値を失っていくこれからは「言葉で表せない智恵」が価値を持つようになっていくそうです。
「言葉で表せない智恵」とは例えば、スキルやセンス、テクニックやノウハウといったものです。
実はこういった「言葉で表せない智恵」は昔の社会において大きな価値を持っていました。
例えば、徒弟制度の現場では「体で覚えろ」「呼吸で掴め」といったスキルやセンスなどの「智恵」が大きな価値を持っていて、それら「智恵」は言葉で表すことができず、容易に伝達したり、習得したりすることのできないものだったのです。
「知識社会」に至る歴史を振り返ってみるならば、かつての「智恵の時代」が「知識の時代」へと発展し、それがネット革命によって知識の共有が容易になったため「反転」と「リバウンド」を起こし、新たな次元で再び、「智恵の時代」に向かっていると言っています。
これはあたかも「振り子」の動きに似ていて、このような動きは世の中の随所で起こっているそうです。
他にも「ハイテク社会」は「ハイタッチ」に向かいます。
最先端の科学技術を活用して「ハイテク」を追求する社会は、その極点において、人間にとっての優しさを大切にする「ハイタッチ」の社会に向かうのです。
ハイテクが生み出したネット革命で生まれた「電子ショップ」を見ても、成功している店は、顧客とのハイタッチを大切にしている店であり、この事例においても、やはり「ハイテク」から「ハイタッチ」へと向かう社会の変化を見ることができるのです。
すなわち、世の中がある方向に変化していくと、その極点において、反対に向かい始めるのです。
個人的な意見として、昔の男尊女卑の社会から現在の女性の権利主張や社会的権威の風潮も「反転」が起こり、いい意味で女性らしさや男性らしさが重要視される世の中が再び来るような気がしています。
さらに進化して「じぶんらしさ」を尊重した上での「女性らしさ」「男性らしさ」が発揮できる世の中になるのではないでしょうか。
男女は平等に創られていると思いますが、やはり機能的・性質的に見てもそれぞれ得意・不得意があるし、役割というものは無視できません。
女性が会社でお茶汲みやコピー取りをするというのは違いますが、権威を求める女性もやはり女である以上、男性から大切に扱われたい、美しくありたいという本能はあるかと思います。
それぞれの違いを尊重し合い、調和のとれた世の中になっていくことを願います。
物事は、矛盾の止揚により発展する
田坂氏は、同著の中でこうも述べています。
全ての物事には、その内部に「矛盾」が含まれているが、その「矛盾」こそが物事の発展の「原動力」となっていく。そして、この「矛盾」を機械的に「解消」するのではなく、それを弁証法的に「止揚」した時、物事は発展を遂げる。
例えば、企業の経営における「利益追求」と「社会貢献」の矛盾です。
企業である限り、我々は日々、「利益」をあげていかなければなりません。
「利益」をあげなければ、社員を食べさせていくことも、企業として生きていくこともできないのです。
しかし、縁あって一つの企業に集う人々は、大切な人生をその企業にかけてくれているので、「社員を食わせる」ことだけが企業の目的ではありません。
社員が「働き甲斐」を感じられる企業になることも企業にとっての大切な目標であり、そのためには「社会貢献」を大切にしなければならないのです。
しかし、この「利益追求」と「社会貢献」はしばしば経営の現場においては「矛盾」として現れてきます。
端的に言えば、「価格」がそうです。
安い価格で商品を販売すれば、顧客に喜ばれ、社会に貢献することができます。
しかし、その結果、企業としての利益は小さくなってしまいます。
逆に、独占的な市場であることを利用して高い価格で販売すれば、大きな利益を得ることはできますが、時に「反社会的なビジネス」との批判を受けることさえあります。
しかし、優れた企業は、いずれもこの「矛盾のマネジメント」を見事に行っています。
「矛盾のマネジメント」の要諦は「割り切らない」です。
「割り切り」とは「企業にとっては、利益追求もしくは社会貢献がすべてだ」とどちらか一方に偏ってしまうことです。
「割り切る」のではなく、弁証法的な「止揚」をすることです。
「止揚」とは、互いに矛盾し対立するかに見える二つのものに対して、いずれか一方を否定するのではなく、両者を肯定し、包含し、統合し、超越することによって、より高い次元のものへ昇華していく事です。
松下幸之助氏が経営哲学において語った言葉が、まさにこの「止揚」です。
「企業は、まず、本業を通じて社会貢献する」
「利益とは、社会に貢献したことの証である」
「多くの利益が与えられたということは、その利益を使ってさらに社会に貢献せよとの、天の声だ」
また、田坂氏はこの「矛盾のマネジメント」を行うためには「振り子」を振ることだと述べています。
あたかも二つの極を往復する「振り子」のように、互いに対立し、矛盾する二つのものの間で「振り子」を振り、バランスを取ることが大切です。
その他にも「短期的収益」と「長期的戦略」、「市場原理」と「政府規制」、「自己責任」と「弱者救済」などの「矛盾」も「振り子」を振り続け、その状況に適した全体バランスをとっていく営みだと言っています。
「割り切り」とは、魂の弱さである
亀井勝一郎
この世に存在する様々な「矛盾」を前に「割り切る」ことなく格闘し続けることで、「器の大きな人物」になっていきます。
それでは👋🏻
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