人を批判してしまうあなたへ〜完璧じゃない自分やシャドーを許して失敗も通過点として受け入れよう〜

こんにちは、ゆうきです🧑🏻‍🦰

現代の日本は他人に厳しく、コメンテーターや政治家たちも批判のしあいっこですよね。

批判ってされた方はそれがどんなに正しくても身構えてしまって素直に聞き入れないですよね。

人を変える方法としての批判は賢くないやり方だと思います。

批判は許せない自分の投影

人はなぜ批判するのでしょう？

私も昔は批判癖があったのですが、考えてみると「完璧じゃない自分を許せない」という不安の感情を相手に投影していた気がします。

相手の問題じゃなくて自分の問題ですね^^;

「私がこんなにダメなんだから、あなたが完璧でいてくれないと困る」というのが本音でした。

周りに甘えて完璧を求めて、自分のダメなところから逃げていたんです。

こちらの記事でも書きましたが、私たちが他人を批判するとき、同じ理由で自分自身を責めている可能性があります。

他人を批判している人を見て、あなたも同じじゃんと思ったことってありませんか？

批判は投影によるところが大きいのです。

私たち人間は全体性という性質を持っているように思います。

何か許せない人がいたとして、 誰か他の人がその人に強く怒っていたら本来感じるはずの自分自身の怒りって湧かなくないですか？

自分の代わりにその感情を表現している人を見るとそれで満足してしまうんです。

それと同じで自分がしっかりしている人は他人のダメなところを見ても気にならないのですが、自分をダメだと思っている人は他人にしっかり完璧でいてくれないと許せなくなってしまうのです。

また、一見真逆のようなタイプの人を批判したくなる人もいます。

例えば、あるボーイッシュな女性が職場でいつも女性らしさを醸し出している人を見て「はしたない！」と心の中で批判していたそうです。

ですが、自分の心と向き合っていくうちに幼い頃父親から「本当は男の子が欲しかった」と言われ女性性を封じ込めるようになった事を思い出したそうです。

そして、職場の女性を批判する本心は「羨ましい」「私も女性性を発揮したい」という願望であることに気づいたそうです。

そうやって自分の中の抑圧する自分をシャドー化し、無意識に他人に投影して批判してしまうのです。

批判とは、自分の中の見たくない、許せない部分を他人に見てしまうと過剰反応してしまう。。

批判は実は向き合う事から逃げている自分自身の問題なのです！

完璧じゃないと認められないという親の幻影を手放す

他人を批判する癖を直すには、自分の完璧じゃない部分や抑圧しているシャドーを受け入れる必要があります。

そもそも完璧な自分じゃないと受け入れられない理由は、幼少期に親からダメな部分を受け入れてもらえなかった可能性が高いです。

親に「良い子」の自分しか受け入れてもらえなかった人たちです。

私もそうでした。

「三つ子の魂百まで」と言いますが、幼い頃に求められた自分を大人になってからも求め続けてしまうのです。

「完璧な私じゃないと価値がない」と・・

子どもの頃、誰にとっても親は絶対的存在で見放されることは死を意味します。

思い込みの強いタイプの人ほど幼少期の親の幻影に取り憑かれてしまいます。

ですので、幼少期の感情を再体験して思い込みを書き換える必要があります。

本当に親から認められることは今の大人のあなたにとって必要不可欠なことでしょうか？

友人や恋人は本当にあなたのダメなところを受け入れてくれないのでしょうか？

勇気を出して弱みを見せてみると、意外と周りの人は受け入れてくれたりしますよ☺️

いつまで親の期待に応える生き方を続けますか？

あなたはもう自分の人生を生きていいのです！

過ちは成長過程での一つの通過点

私たちは死んだら終わりじゃなくて、魂の存在だと私は考えています。

そして我々未熟な人間は皆調和に向かって同じ方向を目指していて、いきなりゴールに辿り着ける訳もなく誰もが成長過程を経験します。

その成長過程での不調和な思いや言動は非人道的であったり非道徳的であっても一つの通過点でありプロセスなのです。

神は人を裁かないそうです。

人を裁くのは己自身・・

ミスをして自分が一番自分を責めているのに、他人からも追い打ちをかけられたらたまらないですよね？

反省したくてもダメージが大きくなってしまいます。

ですので、その通過点でのミスを責めるのではなく彼らが自ら正しい軌道に戻るのを、暖かい愛の目で見守って頂きたいなと思います。

イエス・キリストも仰っていましたよね。

「汝の敵を愛せよ」と・・

愛に溢れる世界になってほしいな・・

それでは👋🏻