文句を言うあなたへ〜文句や不機嫌な態度は甘えのポジションにしがみついているから〜

みなさん、こんにちは🧑🏻‍🦰

みなさんは、何か気に入らないことがあった時どのような反応を示しますか?

しょうがないとあっさり受け流せるでしょうか。

それともイライラしたり文句を言ってしまったりしますか?

今回は文句と甘えの関係について書いていきたいと思います。

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文句は子どものポジションにしがみついているから

自分は何もできない無力な存在という思い込み・・

私たちが文句を言う時実は「私は無力でダメな人間だからあなたがしっかりしてくれないと困る」という思いがあって主導権を相手に全て明け渡してしまっています。

自分には現実を動かす力がない、全部周りにやって欲しいという思いがあります。

まるで周りが気にかけてお世話されるのを待っている子どものようです。

クレームをよく言っている老人の方も中身は幼児と一緒なのです。

クレームを言う人に対してペコペコしてしまうと逆効果なので、あっさりと対処する方がいいです。

何か気に入らない事があったとしても私たちは他人を変えることはできないし、物事を自分の思い通りに動かすことはできません。

では、どうして子どものポジションにしがみついてしまうのでしょう?

「甘えたかった」という未完了の想い

私たちは幼少期に親から子どもとして当然の甘えを受け入れてもらうことによって心の中に安心・安全を感じて正常に自律へと成長していきます。

ですが、幼少期親からネグレクトを受けていたり、親子逆転で親の世話役(愚痴を聞かされる等)をさせられていたり、「良い子」の自分しか受け入れてもらえない等の体験をすることによって本来満たされるべき「甘え」の欲求が未完了のまま大人になってしまい大人になって幼児退行してしまうのです。

人間は未完了の想いを完了させたいという欲求を持っています。

例えば今日焼肉行こう!と予定を組んでいて、急遽閉まっていたからとお寿司屋さんに行くことになったら「え、口の中は焼肉だったのに・・」と心残りですよね😢

これと同じで「甘えを受け入れてもらいたかったのに受け入れてもらえなかった」と未完了の思いをいつまで経っても完了させようと行動してしまうのです。

ですが、大人のわたしたちが幼児期の甘えの欲求を出しても受け入れてはもらえません。

そのため、自分で自分を満たしてあげる事がとても重要になります。

内側の愛着が不安定だと外の世界に安心安全を求める

私たちは幼少期に安定した愛情を受けて育つ事で心の中に安心安全を育む事ができますが、気分屋で態度の一貫しない親や子どもに関心のない親の元で育ってしまうと心の中に安心安全のベースキャンプを育てる事ができず大人になってもいつも不安感を抱えた状態になってしまいます。

そしてそのような大人は外側に安心安全を求めようと他人に過剰に期待したり要求したり、完璧主義思考になりやすいです。

要は、自分で自分を守れない、安心させてあげられない事を誰かに責任転嫁しているのです。

心の中の安心安全のベースキャンプは大人になってからでも育む事が可能です。

方法としてはインナーチャイルドワークによって自分の中のインナーペアレント(親として大人としての自分)を育んでいき、幼い自分を守れるもう一人の強い自分を育んでいく事です!

インナーチャイルドワークについてはこちらの記事に書いています。

https://jibuniro03.com/200/

また、安心安全の家で育つ子どもは外の世界に挑戦する事ができます。

失敗しても嫌な事があっても帰ったら受け入れてくれる家があるからです。

ですが、家の中が不安定な子どもは外の世界にチャレンジする事ができません。

受け入れてくれる家がないので失敗する事が怖く傷付くことを怖れ、外の世界そのものが怖くなってしまいます。

やがては対人恐怖に陥り人と親密になる事ができず誰にも心を開けなくなります。

原因は自分にあるという見方で因縁を断ち切る

自分が裏切らせている

人間の行動パターンはそれぞれのビリーフによってある程度決まってくるので同じような失敗を繰り返してしまいます。

出来事の原因を自分の中に見ず、外側に見ていてはずっと同じ結果を得続けるでしょう。

例えば、「人から裏切られる」という出来事があった場合、「裏切らせたのは自分に原因があったかも」と考えられる人と「ろくな人間はいない!人は信じられない!」と考える人ではこの後取る行動は変わってきますよね。

見たくない、受け止めたくない現実でも捉え方次第で今後の人生を左右します。

実際、人から裏切られたと感じる時、好意が一方的だったり最初から見返りを求めていたり傲慢で押し付けがましい態度をとっていたり、自ら裏切られるような行動をしていることが多いです。

自分の中に原因探しをしない限り成長はありませんし、人生のステージも上がらず、相変わらずの日々の繰り返しになってしまいます。

実は最初から「私は裏切られる」というのを感じたくて確かめるために裏切られるような行動をしていたりします。

裏切られるために行動するというと不思議に思うかもしれませんが、私たちは自分に対する思い込みを証明するような行動を繰り返してしまうのです。

感じたくない思い込みを感じて解放する

では、どうしたら思い込みを証明する生き方を変えられるのでしょう?

まずは「私は裏切られる」「私は粗末にされる」「私は愛されない」などのビリーフを感じることを受け入れる事です。

それらの感情を涙が出るくらいしっかりと感じて解放してあげてください。

感じることを許可してあげることでそれをビリーフを証明するような行動は減ってきます。

そして素直に人を信じられるような行動、愛されるような行動ができるようになってきます。

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コミュニケーションについて

気持ちを言葉で伝えるコミュニケーション

感情は層になっていて怒りは第二感情と言われています。

怒りの奥には悲しみや寂しさ、恐怖などが隠されています。

私たちが怒りや不機嫌な態度を示すのは、気持ちをフラットに伝えることができず、怒りのエネルギーに乗せないと伝えられないからです。

気持ちの表現方法を知らないのです。

子どもは言語能力が少ないので、気に入らないことがあると「怒る」「甘える」「泣く」の3パターンで表現するそうです。

最近のすぐキレる人の特徴として語彙が少なく感情を表現する言葉は「うざい」「ムカつく」しか知らないそうです。

語彙力の少なさも最近のキレやすい若者に関係しているそうなのです。

しかし怒る人というのは単に怒りっぽいのではなく、感情の表現の仕方が分からないので、我慢して我慢して怒りのエネルギーを使ってやっと自分の気持ちを表現しているのです。

本当は「愛してほしい」「わかってほしい」「助けてほしい」と言いたいのです。

ですので、怒りのエネルギーを使わずに言葉を使って自分の気持ちを表現する必要があります。

怒りは感情、言葉は理性です。

怒りや自分の感情を紙に書き出すと言語化する(理性化する)力が身につきます

相手もエスパーじゃないので言葉にして伝えないとわかりません^^;

また私たちが怒っている時、本当は「苦しいから助けて」と言っているのです。

気持ちを伝える時のポイントはIアイ メッセージ ”で伝えるです。

Iアイ メッセージとは「私は悲しい」「私はこうしてほしい」という「私」が主語のコミュニケーションです。

反対にYouメッセージは「あなたはなんでこんなことするの」「あなたがこうだから私はこうなのよ」と相手に責任をなすりつけるコミュニケーションです。

こんな言い方をされたらそれがどんなに正論でも相手は心を閉ざしてしまいます。

自己肯定感アップ!我が子に合った「ほめ方」がわかる!
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自分から与えるコミュニケーション

また自分から与えることで文句は減ります。

「甘え」の心理は、「自分はちっぽけで無力だから、力があって大きなあなたが変わって、私に与えて」という姿勢からきます。

甘えは自分への過小評価です。

自分には愛する力も与える力もないと思い込んでいるのです。

私たちが要求モードにいる時、どうしても「文句」が多くなります

心の中でいつも相手のアラを探して批判しています。

自分の外側に安心安全を求めているのです。

自分の中の安心安全を育み、自分が欲しかったものを自分から相手に与えることで人に求めることも減ってきます。

また与える事は相手のためだけにとどまらず、自分の心が豊かになり、自分も嬉しく、周りからも愛され、巡り巡って自分の元に還ってくるのです。

みなさんが暖かいコミュニケーションで暖かい人間関係を築けますように・・

https://youtu.be/d10xylPnD4g

それでは👋🏻

ココナラ

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