〇〇を手放そう!自分が一番じゃないといや症候群
こんにちは、じょうぶな心を育てるカウンセラーの田口ゆうきです🌱
タイトルを見て誰を思い浮かべましたか?
私は過去の自分を思い浮かべます😅
この「自分が一番じゃないといや」とか「自分の思い通りにならないと嫌」なのは
幼児的万能感と呼ばれていて、子どもの頃は誰しも持っている感情です。
健全な家庭環境で育つと成長するにつれてこの欲求は和らいで行くのですが、
不健全な家庭で育つと大人になってもずっとこの欲求を手放せません。
娘は「お父さんのお嫁さんになる!」
息子は「お母さんの1番になる!」など、
子どもは異性の親を独占したいと思う時期があります。
この時に「お父さんの一番はお母さんなんだ。敵わないんだ。」
「お母さんの一番はお父さんなんだ。お父さんには勝てない」という体験をすることによって
子どもは万能感を手放す経験をすることができ、健全な大人へと成長していけます。
ですが、親が子どもを甘やかし、溺愛し、子どもの言いなりでまるで子どもが王様・お姫様のような家庭で育った子はいつまで経っても万能感を手放すことができず、大人になっても社会に出ても自分が一番だという幻想を捨てきれません。
とても可哀想ですね(はい、過去の私です✋苦笑)
私は母子家庭で育ったのですが、母親から非常に甘やかされて育ち私の言いなりだったため万能感を手放す機会がないまま大人になってしまい、就職しても叱ってくださったり注意されたりすると反発するような扱いずら〜い社員でした^^;
こちらの記事でも書きましたが、子どもの頃も友人からよく「自己中」と言われ距離を置かれることがありました。
「自己中」と言われても完全に無自覚なので治すまでに時間かかりました、、
私の話はこのくらいにして…
万能感を手放さないと、
自分の思い通りにならないとキレるので人間関係を壊しやすい
自分が一番じゃないと不機嫌になるので腫れ物扱いされやすい
人から注意や指図をされると反発する…
などなどの特徴があります。
このような人は、周りにイエスマンを置いている場合も少なくないので、なおさら万能感を手放す機会に恵まれません。
万能感を手放すためには、「悔しさ」や「もどかしさ」といった感情の奥に隠れている感情を癒すことです。
あとは、コツコツとしたルーティンによって地に足をつける(グラウンディングする)過程も不可欠です。
万能幻想のある人は「思い通りにならないことへの耐性」が弱いです。
ルーティンや、地道な作業や努力によって「思い通りにならないことへの耐性」が育ちます。
大人の階段のぼ〜る〜🎶ですね☺️
感じたくない感情を受け止められるようになるためには丈夫な「心の器」を育む必要があります。
「心の器」についてはこちらの記事の2章に詳しく書いてますので、ぜひ実践してみてください!
人を思い通りにしようとしているうちは、決してイライラは止みませんし、疲れますよね😅
「思い通りにならないんだ〜」「いつでも一番ではいられないんだな〜」と自分に言い聞かせていると平和で穏やかな気持ちなり、生きやすくなってきます。
何か、ピンと来られた方は、コメントくださると嬉しいです🥺
最後まで読んでくださりありがとうございます。
それでは!